CASES
Oリングの水蒸気透過性(バリア性)評価事例
はじめに
Oリングやパッキンの寿命や信頼性にお悩みではありませんか?水蒸気バリア性能は、長期使用における劣化挙動に大きく影響するため、製品開発や品質管理において重要な要素です。本事例では、2種類のOリングとその新品・劣化品について、成形形状のまま水蒸気透過性を比較評価した結果をご紹介します。貴社の開発品と従来品の比較や、製品性能の客観的なアピール材料としてお役立てください。
水蒸気透過性の試験方法
JIS Z 0802を参考に、自社開発治具を用いて高湿環境下における水蒸気の浸入を重量比較により評価しました。
試験温度:40 ℃
試験湿度:90 %RH
吸湿材量:5 g
試験時間:144 時間
水蒸気透過性評価に使用したOリング
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ゴムの種類 |
新品 | 劣化品 |
| フッ素ゴム | ![]() |
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| ニトリルゴム | ![]() |
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ゴムの種類:フッ素ゴム、ニトリルゴムの2種
劣化状態 :25℃,60%硝酸に 24時間浸漬して劣化状態を再現
サイズ :AS規格AS568-214
水蒸気透過性の試験結果
| 水蒸気透過度 (g/24h) | ニトリルゴム | フッ素ゴム |
| 新品 | 0.001 | <0.001 |
| 硝酸劣化 | 0.076 | 0.001 |
※単位面積当たりでなく、Oリング1つ当たりの透過度 (g/24h)
水蒸気透過性評価の用途
水蒸気透過性評価は、実際の使用環境(温度・湿度)に合わせて、Oリングの製品形状で評価をすることができます。
- 納入先から競合品との比較評価の要求があった
- 開発品と従来品を比較検証したい
- 製品形状でのバリア性能評価がしたい
- 自社で対応できないサイズや形の製品の評価がしたい
- 使用済み品のバリア性能を調べたい
お問合せのOリングのサイズ・形状に合わせて、治具制作から承りますので、お気軽にご相談ください。
(既製サイズ:AS規格AS568-214の場合は、治具制作期間を要せず、即座に評価を開始できます。)
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