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微量成分分析
2025.09.16
イオンクロマトグラフィーの原理
原理
イオンクロマトグラフィーは、水溶液中でイオンとして存在している物質を分離定量する方法です。固定相としてイオン交換樹脂を詰めたカラム中に、移動相である電解質溶液をポンプで加圧して流します。移動相に注入された試料イオンは、イオン交換樹脂との親和力の差にもとづいて分離されます。検出器には電気伝導度検出器を用い、各イオンの定量分析を行います。

イオンクロマトグラフで検出可能なイオンのクロマトグラム
Fig.1 陰イオン標準試料のクロマトグラム
Fig.2 陽イオン標準試料のクロマトグラム
イオンクロマトグラフの定量下限値
Table 1 イオンクロマトグラフの定量下限値

※定量下限値は、希釈の必要ない水溶液での値
試料受け入れ条件:イオンクロマトグラフ装置
Table 2 試料受け入れ条件:イオンクロマトグラフ装置

用途例
- 飲料水、地下水、工場排水等の液体のイオン濃度測定
- 付着イオン濃度測定 (純水で付着イオンを抽出)
- 気体中イオン濃度測定 (捕集液で気体中イオンを捕集)
- 陰イオン:F–、Cl–、Br–、NO2–、NO3–、SO42-、PO43-
陽イオン:Li+、Na+、NH4+、K+、Mg2+、Ca2+の定量が可能で、きれいな水中での定量 - 下限は0.05 mg/L (PO43-のみ0.5 mg/L) だが、酸・アルカリ性の液体、色の付いた液体は希釈が必要