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ガス評価

2025.09.17

ガスクロマトグラフ分析計 (電子捕捉型検出器) の原理

原理

ECDは63Niのβ線を放射する物質を収めたセルがあり、空間に電極が突出し、セルとの間に電極をプラスとした低い電位がかけられています。キャリヤーガスの窒素(N2)がセルに流入するとβ線でイオン化されN2+とe(電子)となり、それぞれ電極で検出されます。ここにカラムからPCBやトリクロロエチレンのような有機ハロゲン化合物の蒸気がセルに入ると、これらの親電子性化合物(電子を捕集しやすい化合物)はeを吸収し負の分子イオンとなります。この分子イオンはeに比べて質量が大きい為にこの低い電位勾配では電極に到達するのに時間がかかりイオン電流は減少します。これは負のピークであるので、極性を逆にして正のピークとして検出します。炭化水素類はECDにはほとんど応答しませんが、ハロゲン、リン、ニトロ基などを含む化合物を高感度に検出することができます。

GC/ECDの原理

用途例

  • 排水・土壌中のアルキル水銀の定量分析
  • 排水・土壌中のPCBの定量分析
  • 大気中のトリクロロエチレンの定量分析