CASES
石材の変色原因調査
石材が黄色のしみにより、外観を損なってしまったことから、SEM-EDXにてSEM像による観察とEDXマッピングを行うことで、なぜ変色したか調査を行いました。通常、SEM画像の30倍の視野では3×4 程度の視野ですが、画像を連結することでより広い視野のSEM画像の取得やマッピング結果を得ることも可能です。
外観写真・分析概要
Fig.1 デジタル顕微鏡像
黄色のしみができており、その中心部分には黒い部位が見られます。今回はしみの周囲もふくめて、元素マッピングを行い、原因の推定を行いました。
分析結果
SEM-EDXによる元素マッピングにより、元素の分布情報が得られ、黄色のしみの中心にFe(鉄)およびMn(マンガン)が多く存在することが確認されました。(Fig.2)
Fig.2 石材変色部のEDXマッピング分析
雨水などが石材に浸透することで、鉄が酸化して黄色のしみの原因になったと推測され、有機膜コーティングが不十分であったと考えられます。
実績
- 化粧板の元素マッピング分析
- フィルター異物の元素マッピング分析
- 端子変色部の元素マッピング分析
- 介在物の元素マッピング分析
- 樹脂ブリード分析
用途例
- セラミック、石材表面の変色
切断することなく観察可能な試料の大きさはどれぐらいですか?
φ10 、高さ2 cmまでは問題なく観察できます。それ以上の大きさでも可能な場合がありますのでご相談ください。
拡大倍率は何倍まで可能ですか?
試料にもよりますが、汎用SEMで5000倍~10000倍、FE-SEMで50000倍~100000倍となります。
納期はどれくらいですか?
ご依頼後、10営業日程度でメール速報差し上げます。追加料金で特急納期対応もしますので、お気軽にお問合せください。
複数検体を依頼の場合は費用はどうなりますか?
数量に応じたお値引きも検討しますので、お気軽にお問合せください。
SEMの画像の連結はどこまでできますか。
装置的にはステージの稼動範囲内であれば連結可能ですので、10 四方でも可能ですが、視野数が増えるに従い、費用も増していきますので、ご相談ください。
倍率・視野数は指定ができますか。
倍率と視野数はご指定が可能です。