CASES
複合材の繊維量評価
はじめに
不織布は複数の繊維を組み合わせることで製造されています。今回の対象試料は、試料全体の40 %をガラス繊維が、残り60 %をポリプロピレンが占めるように製造されたものです。ソックスレー抽出-重量法およびFT-IRを用いることで、原料比が正規の状態であるのかを調べることができます。また、部位によって偏りができていないかも確認します。
外観写真・分析概要

⇒・ソックスレー抽出により、複合材のポリプロピレンのみをねらって溶解することで、量的評価を行います。
・抽出後の溶媒を、FT-IRで測定することにより、何が溶解したのかを分析します
Fig.1 サンプル写真
分析結果
用途例
・紙中の樹脂分の抽出
・製品中のプラスチック含有比率の測定
・PM(粒子状物質)のSOF(可溶性有機成分)測定
関連規格
・JIS K 6229 ゴム溶剤抽出物の求め方(定量)
・JIS P 8224 パルプアセトン可溶分試験方法
(JIS P 8224はJIS P 8205製紙用パルプの樹脂分試験法の改訂版)
Q&A
抽出に使用する溶媒に制限はありますか?
沸点が150 ℃程度までであれば安定して抽出を行えます。
ヒーターの最高設定温度は400 ℃となっているため、150 ℃以上の沸点に関しても
検討試験を行わせて頂き、判断させていただきます。
試料量はどのくらい必要ですか?
5 g以上のご用意をお願いします。
分析を依頼してから、どれくらいで分析結果をもらえますか?
試料受領後、翌日起算10営業日程度でメール速報いたします。
