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お役立ち情報
微量成分分析
2025.09.16
ソックスレー抽出の原理
原理
ソックスレー抽出では固体状の物質から、溶剤を使って溶剤に可溶な目的成分を溶解、抽出することができます。ソックスレー抽出器は、最下部にヒーターと溶媒を入れた容器、中間に固体の試料を入れたろ紙が入る筒、最上部に冷却管がついた装置です。溶媒容器を加熱すると溶剤は蒸発し、最上部の冷却管で冷やされて、固体試料に滴り落ち、溶媒可溶分を少量溶かしこんだ後、溶媒容器へと戻ります。溶媒可溶分は溶媒より沸点が高いため、このサイクルを繰り返すことで、溶媒容器内には徐々に溶媒可溶分が濃縮され、ろ紙内に溶剤不溶分が残ります。還流する溶媒は目的成分を含まないので飽和することなく、比較的少量の溶媒で効率よく抽出できるのが利点です。

用途例
- 紙中の樹脂分の抽出
- トルエン不溶分の測定
- ダイオキシン、PCBなどの抽出
- 製品中のプラスチック含有比率の測定
関連規格
- JIS K 6229
- JIS P 8224