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ガス評価
2025.09.16
ガスクロマトグラフ質量分析計の原理
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原理
ガスクロマトグラフィー (GC)は、多成分混合気体を分離カラムに通して分析する手法です。
キャリアガスにはヘリウムなどの不活性ガスが使用され、固定相には中空キャピラリーの内壁に保持したポリシロキサン系やポリエチレングリコール系の液相などが使われ、各成分はカラム通過中に固定相への親和性、溶解性、吸着性などの違いによって分離され、質量分析計 (MS)などの検出器へ到達します。質量分析計において、成分はイオン化され、質量数 (m/z)に応じて検出されます。得られたクロマトグラムやマススペクトルから主に有機成分の同定 (定性)及び、定量分析が可能です。

GCとは

MSとは


測定事例
試料:ラップフィルム
STEP1で製品を 80 ℃ ~ 500 ℃ の任意の範囲で加熱し、どの温度帯でガスが発生しているかを測定します。STEP2で温度帯ごとにガス成分をGC/MSで分析することにより、ガス成分を特定します。
Fig.1 ラップフィルムのサーモグラム

Fig.2 ZoneA及びBのクロマトグラム Fig.3 ラップフィルムの主成分
その他の事例(サイト内リンク)
- めっき液中の有機物分析
- 高分子材料中の残留溶媒試験
- 製品の発生ガス定性分析
- 低分子環状シロキサン分析サービス
- 消化ガス中のシロキサン定量分析
- 室内・工場内のにおい成分分析
- 製品原料のにおい成分分析
- シックカー分析(車の部品・材料からの揮発成分分析)
用途例
- 排ガス・可燃性ガス・加熱発生ガス・アウトガスの成分同定
- 農薬・環境ホルモン・シックハウス・シックカーの測定
- 高分子添加剤の分析(樹脂・ゴムの劣化による微量成分の変化)
- 溶剤成分・におい成分・香料・精油・浮遊油・付着油の分析
よくあるご質問
どのような試料が測定可能ですか。
気体、液体の状態であれば測定可能です。
固体でも、前処理装置を使用することで測定できます。
試料はどのように採取すればよいですか。
気体:専用捕集袋に吸引ポンプを使用して採取します。
採取には、弊社技術者がお伺いいたします。
または採取キットをお貸しすることで、お客様自身にて採取する方法もございます。
液体:ガラス瓶に採取ください。
特に水溶液の場合は、瓶が満水状態になるまでの採取をお願いしております。
固体:表面等を素手で触らず、アルミ箔で包んでください。
アルミ箔の光沢がない面に、試料を包むようにしてください。
定性分析結果から定量値を求めることができますか。またその感度を教えてください。
定性分析結果から、ある物質と比較して算出した簡易的な定量値を求めることができます。
検出感度は、試料や測定条件により様々ですが、おおよそ数10ppmの感度となります (濃縮等の前処理を行うことにより、さらに高感度で測定することも可能です)。
また、検出成分の標準物質と比較することにより、さらに正確な定量値を得ることが可能です