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微量成分分析

2025.09.18

マイクロウェーブ分解装置の原理

原理

ICP質量分析法や原子吸光分析法などにて、測定を行うためには水溶液であることが必要です。マイクロウェーブ分解装置は、家庭用電子レンジと同様に、マイクロ波を照射して、容器内の試料を直接加熱することで、固体試料や油試料を水溶液化する装置です。耐薬品性に優れたテフロン製容器内に試料、試薬(酸など)を入れ、マイクロ波を照射すると、マイクロ波エネルギーの吸収により、水分子が振動して、その摩擦熱により、容器内の温度と圧力が上昇することで酸分解が促進され、短時間で水溶液化を行うことができます。また、密閉容器内で水溶液化を行うため、水銀、ヒ素、ホウ素といった揮発しやすい元素の前処理方法にも適しています。

マイクロウェーブ分解装置の概要

用途例

  • RoHS指令における環境負荷物質分析の前処理
  • プラスチック、食品、潤滑油中の金属分析の前処理
  • セラミックス、金属、汚泥、地質中の金属分析の前処理