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樹脂の劣化調査

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樹脂の劣化は、添加剤の減少やポリマーの低分子化により、樹脂の物理的な性質が変化することによります。本調査では、ポリマーの低分子化による劣化を確認することができます。解重合型ポリマーは、分子量の違いなどで熱分解挙動に差がみられます。また、解重合型ポリマーは劣化の進行に伴い分子量が変化し、熱分解挙動に変化が起こるため、熱分解挙動を調査することによりポリマー劣化調査が可能になります。

外観写真・分析概要

分子量が異なるポリエチレン(数mg)を分取し、示差熱熱重量同時測定装置に供しました。 

分析結果

Fig.1 ポリスチレン(PS)のTG-DTA測定結果Fig.1 ポリスチレン(PS)のTG-DTA測定結果

平均分子量の異なるポリエチレン熱分解温度を10wt%の重量減少とされる温度(T10)で比較したところ、平均分子量が大きいほど熱分解温度が高い結果となりました。熱分解温度が劣化などによる分子量低下に依存する解重合型ポリマーの場合、TG-DTAを用いて熱分解温度を比較することで分子量の低下が観察できます。