CASES

紙の不純物分析 ICP-MS・ICP-OES

お電話でのお問い合わせ

0120-75-2036

平日
8:30-17:00

現在、世界的な海洋プラスチックごみに対する懸念から、プラスチック製品の使用を止め、紙製品の使用へ転換する動きが広まっています。さらに、医療現場で用いる紙衛生用品や配送用の段ボールの需要も高まっています。
製品開発や品質管理において、元素組成を知ることは、情報収集や現状把握につながります。
ICP-MS、ICP-OES分析では、試料中のご希望の元素について含有量の測定が可能です。微量な元素についても、ICPによる測定であれば存在を調査できます。開発品の比較分析、工程でのトラブル対策など、紙製品の分析でお困りのお客様はお気軽にお問合せください。ご相談は無料です。

分析事例

切断したコピー用紙をマイクロウェーブ分解等によって溶液化し、ICP-MS、ICP-OESを用いた測定を行いました。
ご希望の測定元素によって最適な前処理方法が異なるため、弊社技術者よりご提案いたします。

コピー用紙分析の流れ

Fig. 1 コピー用紙分析の流れ

分析結果

Table 1 コピー用紙の定量分析結果 

元素 分析値(mg/kg) 元素 分析値(mg/kg)
B [1未満] Cr [1未満]
Na 390 Mn 6
Mg 410 Fe 21
Al 470 Ni [1未満]
Si 160 Zn 4
P 38 As [1未満]
S 100 Se [1未満]
K [50未満] Sr 28
Ca 57000 Ba 3
Ti [1未満] Pb [1未満]

*[1未満][50未満]は、測定値が各元素の定量下限である。
「1 mg/kg未満」または「50 mg/kg未満」であることを示しています。

コピー用紙からは、Na、Mg、Al、Si、P、S、Ca、Mn、Fe、Zn、Sr、Baが検出されました。
特に、Caを多量に含有していることが分かります。
X線分析では分析できないような、微量な元素についてもICP-MSでは測定が可能です。

用途例

  • コピー用紙、上質紙、段ボール、紙くず、紙ごみの組成分析
  • 紙製品中の微量元素分析
  • 正常品、異常品の比較分析

Q&A

測定方法や資料の状態にもよりますが、A4サイズであれば2~3枚ほど切断済みのものであれば10 g程度、ご用意お願いします。

試料受領後、翌日起算10営業日程度でメール速報が可能です。
お急ぎの場合は、可能な限りご要望にお応えします。
別途、特急料金をいただく場合もございます。