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耐凍害試験(凍結融解試験)

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試験概要

コンクリートや粘土瓦のような多孔性素地が水を吸収し凍結すると、体積膨張 (水から凍りになることで約9%体積が増加)により、ひび割れや剥離が発生します (Fig.1参照)。このような現象を凍害と呼び、建築材料であるコンクリートや粘土瓦の耐寒性を把握するための凍害の程度を把握することは重要です。

Fig.1 膨張圧によるひび割れ・剥離イメージ図

試験方法

試験方法は何種類かありますが、無機系材料ではJIS A 1435 (建築用外装材料の凍結融解試験方法)に従って耐凍害性の試験を実施することが多いです。Table 1で示されるように凍結・融解方法の違いによって4種類に分けられますが、弊社では「気中凍結気中融解」「気中凍結水中融解」の2種類を実施しております。

Table 1 JIS A 1435における試験の種類

試験の種類 凍結条件 融解条件 水の供給方法
水中凍結水中融解法 水中 水中 全面
気中凍結気中融解法 気中 気中 全面
気中凍結水中溶解法 気中 水中 全面
片面吸水凍結融解法 気中 気中 片面

・気中で-20℃の状態を80分保つ
・20~30℃の水を20分間散水する
・上記のサイクルを繰り返し試験サンプルにひび割れや剥離がないか確認する
 ※一般的に100サイクル試験を実施し異常の有無で耐凍害性を評価します。
 ※-100℃まで温度を下げることで、より過酷な試験を実施することも可能です。

用途・規格

  • JIS A 1435:建築用外装材料の凍結融解試験方法