CASES
炭素材料の黒鉛化度の分析
ラマンスペクトルには、炭素材料に共通して現れるGバンド(1580 cm-1付近のピーク)とグラファイト構造の乱れ・欠陥に起因するDバンド(1330 cm-1付近のピーク)が見られます。DバンドとGバンドのピーク強度比や半値幅から、炭素材料の黒鉛化度を求めることで、結晶性や品質を評価することができます。
外観写真・分析概要
炭素材料をRaman分析することで非破壊で黒鉛化度を確認します。
Fig.1 炭素材料(例)
分析結果
レーザーラマン分光光度計により測定した結果、黒鉛化度を求めることができました。
Fig.2 ラマンスペクトル
Table 1 黒鉛化度測定結果(例)
| ラマンシフト値 | ピーク積分値 | 半値幅(cm-1) | 黒鉛化度(R値) |
| Dバンド(1337cm-1) | 110387 | 136 | 1.07 |
| Gバンド(1591cm-1) | 103065 | 66 |